太田喜一郎 市議候補予定者

[林業]
・杉・ヒノキの人工林資源を活用し、林業・木材産業を活性化する必要がある。そのためには、県・市・森林所有者・森林組合・林業家等との連絡を密にし、森林施業の共同化、担い手の確保、高性能林業機械導入の促進、路網の整備、木材の加工体制及び流通の整備、バイオマスエネルギーとしての活用等を推進する必要がある。
 災害対策としては、水源涵養林としての森林整備を進め災害に強い森づくりを推進していく必要がある。(緊急防災林整備・里山防災林整備・針葉樹林と紅葉樹林の混交林整備、野生動物育成林整備)
[農業]
・農地の保全に努めるとともに、儲かる農業に変えていかなければならないと思います。
耕作放棄地の解消は、企業等が農業に参入しやすくなる施策の推進を図るべきである。
[商工業]
・9月定例会において、中小企業・小規模企業振興基本条例を議会が提案し可決しました。施行は平成29年4月1日となっています。この条例をもとに持続可能なまちづくりを進めていくため、地域経済と地域社会の担い手である中小企業・小規模企業の発展が不可欠であるという共通認識のもと、市、議会、事業者、地域経済団体等及び市民がそれぞれの役割について理解し、まちぐるみで中小企業・小規模企業の振興を図っていくことが重要である。
[観光]
・丹波市にはモミジやカタクリ、コスモス等の観光地や大納言小豆や黒豆等の食の丹波ブランドがある。それぞれを結ぶアクセス道路の整備や宿泊施設の整備を進め、さらなる観光客の入込を図り雇用の確保、新規起業につなげていくべきと考えます。
柏原駅前開発は今までに中心市街地活性化事業に於いて多額の事業費を民間も含め投資している。これらが無駄にならないようにさらなる開発を進めていくべきである。
 新病院開設に伴い柏原病院や赤十字病院の跡地の有効活用も考えていかなければなりません。赤十字病院の跡地は若者が集える施設や宿泊施設に整備、柏原病院の跡地は多目的スポーツ施設等を整備しスポーツや観光を振興することにより入り込み人口の増大を図る。また、柏原駅南側にある市有地等を分譲地として開発し若者の定住を図ってはと考えます。
[行政]
・民間企業の取り組み姿勢を見習い更なる行財政改革を進める
これから直面する赤字財政への対応をどのようにお考えでしょうか?
 
・地域経済の活性化による税収確保や市税等の未収金回収の強化はもとより、ネーミングプライツなどの各種収入増加策を講じ自主財源を増やす。
[議会]
・政策提言、政策立案が出来るように議員の資質の向上を図らなければならない。そのためにも議会自ら定めたら議会基本条例を見直し、議会・議員はどうあるべきかを再度確認し更なる議会改革を進め市民に分かりやすい議会運営に努めなければならない。
自分が丹波市議、市長となるにふさわしい思う理由をお聞かせください。
・丹波市誕生以来、3期12年間丹波市発展のため、市民の福祉向上を願い議員活動を展開してきた。その経験と実績は今後も十二分に発揮できる
[教育]
・ふるさとに愛着と誇りをもった人づくりを進めるふるさと教育の推進や確かな学力をつける為、各小中学校における学力向上に向けた取組みやいじめ対策及び人権教育の充実に取り組まなければならない。
 また、認定こども園の整備促進や小中学校の適正配置の取り組みを進めるとともに子育て支援の更なる充実に向けた取組みが必要である。
[労働環境]
 
・地域経済の活性化により雇用の安定と確保を図る。
[暮らし]
・誰もが安心できる快適なまちづくり
[環境]
・安全・安心で快適に生活できる環境の整備
[健康]
・健康寿命日本一をめざした取り組みとスポーツの推進
[医療]
・新病院及び地域医療総合支援センター(仮称)の開設に合わせ医療、健康、福祉、介護の連携を充実させ、市民が安心して市内で医療にかかれる体制を築くことが必要である。

[福祉]
・自助、共助,公助による相互の連携
[まちづくり]
・人口減少対策は喫緊の課題である。丹(まごころ)の里創生総合戦略に示された取り組み(①魅力的なしごとを創造する②交流人口を増やす③市民みんなで子育てを応援する④元気な地域をつくる)を市民、企業、行政が協力し、着実に推進していく。
[文化]
・桧皮葺、稲畑人形、丹波布などの伝統技術の継承に向けた取り組みの推進や絵画、彫刻、陶芸、写真などの芸術の振興に取り組むべき
[災害]
・山林の整備を図り保水力のある森林、災害に強い森づくりと変えていかなければなりません。内水対策は兵庫県総合治水条例にある「流すからためる」により雨水貯留施設や雨水貯留タンクの整備を推進するとともに最終的には雨水排水ポンプ施設等の充実を図るべきである。
 地震に対する備えとしては住宅等の耐震診断を推進し耐震化を進めていくことが大事である。
[交通]
・道路整備については、利便性の向上、交通の円滑化、歩行者の安全のために第2次丹波市道路整備計画が策定されている。計画が前倒しできるような事業の進捗を期待する。特に新病院へのアクセス道路については早期完成が望まれる。
 丹波市の一体性の確立を図り地域交流の活性化に寄与する道路として、市島氷上間の県道整備も今後の課題と捉えます。
 国道175号線は県下南北を結ぶ重要路線であるが、すでに交通量の増加による県道、市道の渋滞も顕著である。また、国道429号榎峠のトンネル化及び全線改修についても重要路線として国に早期着工を求めなければならない。
・高齢者等交通弱者にやさしい公共交通としてデマンドタクシーや路線バスの運行形態の再検討が必要。
[質問]
現在の丹波市の最優先課題は何だとお考えでしょうか?
 
・合併以来の懸案である新庁舎の整備統合について、場所、時期、方法等について検討するべきである
丹波市と県、国の関係をどのようにお考えでしょうか?
・丹波市は市税等による自主財源と国からの地方交付税及び補助金で運営されています。国は地方自治体向けに施策を立案し市はそれぞれの施策の中から市にあった事業を選択し実施されています。そのような中で、幅広い知識を持ちつつ、特定の分野について専門的知識を持つ職員の育成も重要です。
また、国は、地方分権一括法により権限移譲を進めようとしています。例えば、先の9月定例会において農地転用許可権限等の委譲について質問しました。農地転用許可制度を適正に運用し、優良農地を確保する目標を立てるなどの要件を満たし、農林水産大臣が指定する市町村に対して県と同様の権限を委譲するとなっているが、市の考えはどうかと質問しました。市は、指定の基準の一つに、「事務処理体制が整っているか」と言う項目があり「農地転用許可等の事務に従事する職員2名が当該事務に通算2年以上従事した経験を持つこと」加えて「その事務体制が継続的に確保できると認められること」という条件が付されており、現在丹波市はその体制にないとのことで今後の事務及び職員体制の整備も必要と考えます。