小川庄策 市議候補予定者

[林業]
どうして丹波市にで、山に人が入らなくなってしまったのだろうか?
丹波市は一般的に「緑」豊かと表現されていますが、私には「黒」く見えます。
それは我々の先輩方が将来の子や孫のしあわせを願い汗水流しつらい思いを乗り越え、苗木を背負い山頂まで植林を行っていただけたからです。
にもかかわらず今の現状はいかがでしょうか?
今では「負の遺産」と言わんばかり、本当にこれでいいのでしょうか?
村で所有する山林や分山の権利所有、個人所有、すべてにおいて個々での管理では、丹波の林業の発展は無理と考えます。
50年かけ苦労して焚き木を作るのではなく、採算のとれる計画的な一括管理が必要です。
林道もなく育成伐採が困難な所はそろそろ四季あふれる自然な山に返しませんか?
山の荒廃は腐葉土を失い保水力を奪い多くの災害につながります。
新芽や草木・木の実あふれる自然な山の再生により動物たちが麓まで降りてこなくても大丈夫な山へ、
50年100年先を見据え収益性を兼ね備えた林業の育成、山と人里との境界里山整備、
四季を目と耳と鼻で、ふる里を五感で感じれる山への再生が今後の丹波市には必要ではないでしょうか
[農業]
獣害対策
今や山ではなく川や放棄地・雑草地で生まれ育っている動物までいます。
山の再生と境界である里山の整備、葛などの雑草地・放棄地対策のすべてを並行して行う必要があります。
短期的な解決対策は難しいですが、次の世代に向け住み分け共存への対策が必要です。
農業の担い手
農業に魅力を感じてもらえることも必要ですが、農業で生計がたてられることも必要。
そのためには「作るだけ損」とならないように売り手だけの農業でなく、流通・消費まで考えた産業構造の創出の必要性を感じます。
ぜひ、丹波の人には丹波の実りを!(地産地消)
販売での優位性は、やはりブランド力の向上です。
無農薬農法に似合う価格での販売だけでなく、安全な各ご家庭で作られた農産物の流通販売の創出により魅力を実感してもらえることも必要と考えます。
[商工業]
企業誘致も必要ですが、丹波の雇用を支えているのは地元の丹波企業です。
丹波企業が元気にならなければ雇用の維持拡大につながりません。
今後の課題として、企業技術の後継者不足に悩まされています。
丹波企業が継続するためには、次の世代を担う「人材」の確保・育成が必要ですが、
丹波市では子供たちが高校を卒業後、勉強のために都会に出て成長しても帰って来る人材が少なく技術後継者の育成が問題です。
市と丹波企業と地域が協働で、積極的に丹波の子供たちへの教育支援することにより、
成長の過程の中で自然と丹波企業とのふれあいを通じ、ふるさとに帰ってきたいと思ってもらえる取り組みの必要性を感じます。
企業支援と言う名の「ばらまき政策」ではなく、将来実になる企業支援への転換を
[観光]
丹波観光には3つの考え方があると思います。
電車の利用を考えるなら駅前活用となります。
観光の方は見かけますが、活性化に繋がっているのかどうかは駅前の方々のお話しを伺わないと何とも言えませんが、キーワードに柏原駅とイベントとありますので、個々のお店単独での集客には限りがあると思われますので、柏原駅前を一つの商店に見立てた個々の連携によるお店化も視野に入れた総合店舗も一つの考えと思います。
車利用
車での利用では、丹波は季節的に集客力としては抜群と考えます
ただ、季節限定での観光増加は見込めるが通期での集客に難があります。
バス利用
バス利用の場合、季節限定では観光地としては有利と感じますが、一番の「昼食問題」が
ネックとなっています。
観光増進を目指すのであれば、ツーリストとの連携などにより廃校利用も含めた観光休憩地化など様々な方策を検討する余地はあると思います。
[行政]
青垣においては、水道事業の東芦田新水源問題での説明を拝見させていただいていましたが、自治基本条例を無視したかのような対応には正直幻滅した部分もありました。
すべて職員の方のみで修正計画を考えるのではなく、もっと住民目線での地域課題も一緒に解決の糸口が見えてくるような相互協働での対話の場の必要性を痛感しました。
自治基本条例に沿った心通う行政を望んでいます。
補助金事業
新産業創造課には、名前の通り「新産業」を「創造」する課になってもらいたい。
今の現状では、ある意味補助金事業の受付窓口化しているように映るのがもったいない。
これから直面する赤字財政への対応をどのようにお考えでしょうか?
平成28年3月でのパブリックコメントでも質問しましたが、
市の回答では、「徴収滞納に対する強化とふるさと納税」と帰ってきましたが、
みなさんは対応できると思いますか?
私の感想は「No」です。
今後、急激な人口減少の現実化、倍数的に増えてゆく空き家問題、その大問題を前にして上記対応でカバー出来る問題ではありません。
本気で人口減少を食い止めるなら、過疎化地域を特例地域として抜本的なアイディアでのUターン・Iターンを受け入れれる土壌作りが必要
それと、そろそろ行政サービスの枠を超えて「儲ける市」としての再生も一つと考えます。
[議会]
私も個人的に議員のみなさまへお願いです
常に市民目線での議会であってほしい
当選したからといって全権を任命されたと誤解のないようにお願いしたい
市民のための議会を!
自分が丹波市議、市長となるにふさわしい思う理由をお聞かせください。
芦田自治振興会での地域づくりに参加させていただきました。
○様々な地域課題に対し、みんなで真摯に取り組む
と第一にあげさせていただきました
未来へつながるため、ペイ・フォワードの輪を広めます
[教育]
教育と言えるかどうかの判断はお任せしますが、子供たちが成長する過程の中で必要なことは、家庭と地域・学校のつながり方で大きく作用すると感じます。
丹波市を「ふるさと」と感じながら育つかそうでないかで、都会に出ても30歳前後で田舎の良さにふっと気付く瞬間があるかないかで、Uターンを考える時期です
その時に丹波を生まれ育った地に戻りたいと感じれるように、小さなときにはできる限り子育てを地域でカバー出来るふれあいのまちづくりが教育とセットで歩んでほしいと願います
保育体制を柔軟な勤務体系に出来れば、もっと保育士さんの活躍の場が広がることで待機児童がゼロになれるように検討の余地はあると思う
丹波市には大学がない地域である。
子どもたちが丹波市外で教育を受ける場合には、学費と生活費との2重負担を強いられる。
成長して帰ってきてもらい未来の丹波を託す子供たちに、負担を押し付けることは無理であり、少しでも支援できる考え方もありだと思う
青垣では、中学校の存続問題に端を発しいつの間にか小学校だけが統合し小中の連携は?
結局青垣中学校は亡くなるの?本当にそれでいいのだろうか?
今の青垣の問題は、今後丹波市内の各地域での問題であり、注目しています。
[労働環境]
丹波市での企業の多くが、実質労働時間を採用しているところも多く見受けられる都会から帰ってきた人が一番最初につまずくところが、拘束時間の違いかもしれない
都会が良いとか悪いとかの話ではなく、拘束時間での考え方一つで雇用環境は変化するのかもしれない
[暮らし]
私の夢は、丹波でみんなと暮らしたい!
と多くの方が思える、感じてもらえる丹波市になってほしいと思います。
大きな家の一人暮らしの方にも、若者が一緒にシェアしてもいいのでは?
極端な話ではありますが、幸福度や心のゆとりは人とふれあうことも必要です
人だけでなく動物と暮らすシェアハウスなんかも幸福度を感じれる人には必要では
出来るなら、年金だけでも暮らせる丹波!
水道光熱費や医療費を考えると難しいのかもしれませんが
そんな夢でも、みんなが持てば実現できることを願ってます
[環境]
大型商業施設の在り方には疑問もあります
やはり、地元商店の発展、起業しやすい丹波であってほしい
子育て環境には、里山整備やもっと山で子供たちが遊んでほしい!
その体験を大人になったらいい思い出に
水問題はしっかりと実施の監視がひつようですね
[健康]
丹波市では、今まで各地で行われていたスポーツ振興イベントから手を引いて独自での運営を求めています
人員削減で人手不足はわかりますが、健康寿命日本一 とはほど遠く感じます
スポーツは人の心をつなぎます
スポーツを通して丹波への観光もかねて来丹してもらえることも必要では?
せめて、子供たちのスポーツは良い環境で体感して成長してほしいですね
[医療]
地域医療は市民にとって最後の頼みの綱です
ぜひ、丹波在住のお医者様が増えることを願っています
今後救急医療の対応増加も予想されます
今から準備を
[福祉]
就業の機会の創造は民間では難しい部分もあります
民間でできないことは創造して拡充することをみんなで創業する後押しが必要
[まちづくり]
まちづくりの問題点は数多くありすぎます
各校区で作成された地域づくり計画につき
共通課題の地域同士が連携して問題解決に挑むことも必要と考えます
[文化]
単独では難しい継承課題です
担い手は少しでも小さなときから触れ合える機会から生まれれれば
[災害]
豪雨対策の一つには山の再生が大きなカギになると思っています
消防団でも人員不足が大きな課題です。地域防災は必須課題と感じます
[交通]
地域づくりでも大きな問題です
共通課題を連携解決へ
[質問]
現在の丹波市の最優先課題は何だとお考えでしょうか?
地域づくりの課題と教育問題、地元企業への活力注入
丹波市と県、国の関係をどのようにお考えでしょうか?
市議会議員は市民により選出された議員であり
市民の声の代弁者と思っています