林時彦 市議候補予定者

[林業]
 丹波市に限らず、林業の今後は難しいところです。現在、丹波市が進めている木の駅プロジェクトを発展させる方向が良いと考えます。
 それには、所有者と林業者が、同じ方向を向いて進めていくことが大事です。
[農業]
(キーワード:6次産業化、耕作放棄地、オーガニック、獣害対策、担い手)
 キーワードに上がっているような現在の問題点では、限界があると考えます。先祖からの田圃を何とか守っていくという視点ではなく、農業として経営が成り立つ方向を考えていくべきだと思っています。
[商工業]
 丹波市の現在の商工業の問題点は労働力人口の不足であると思います。自分たちの子供を丹波市に帰って来てもらうように、しなければならないと考えています。地域経済を活性化するには、何はともあれ、労働人口を確保することが一番であると考えます。
[観光]
 入り込み観光客を、宿泊させる手立てを講じることが、大事になってきています。しかし、宿泊施設が、絶対的に不足しているのが現状です。廃校利用などで、経費をかけずに施設を整備することが必要であると考えます。
[行政]
 透明性の確保の観点から、情報開示を求めてきましたが、のり弁(黒く塗られていて開示出来ていない。)状態の書類が多く出てきます。公文書は公開が原則です。公開することによって、不祥事等はなくなると信じています。
 市としての、決定過程を説明する責任があることは言うまでもありません。トップとしての覚悟が、職員に伝わっていくと思います。強いリーダーシップが必要だと考えます。
これから直面する赤字財政への対応をどのようにお考えでしょうか?
 今までも、ずっと指摘しているように、「人のカネ」ではなく、「自分のカネ」という民間の視点で、予算建てをする必要があります。日本全体がカネ余り現象の時代から、変わってきていることを鑑みて、前例に倣うのではなく、無駄のない投資が必要です。
[議会]
 議員の資質として、最低限議論が出来ることが必要です。「旧町のときは、、、」とか
「良くわかりませんが、、、」などは論外だと考えます。
 市民目線で、行政と対峙し、政策討論することが大事です。ひとつひとつの採決に対し、寝られないくらいの熟考を重ねていくことが議員の仕事だと考えます。
自分が丹波市議、市長となるにふさわしい思う理由をお聞かせください。
 前問で書いたように、私は、何事にも「是々非々」で判断出来ると思っています。また今まで、そのようにしてきたと自負しております。
[教育]
 教育については、あまりにも多すぎますが、自分の経験から、端的に言うとしたら、先生と生徒の人と人としての心の触れ合いが大事だと思っています。
 生徒と親身になって向き合える先生の育成が一番大事だと考えます。
[労働環境]
(キーワード:雇用、収入の格差、長時間労働、働き方、在宅勤務、)
 個々の問題が多くて、一概には答えかねます。
[暮らし]
 丹波で生まれ、育ち、老いていくことが出来るシステムづくりが必要です。
[環境]
 現在のところは良好だと判断します。今後高齢化が進む中で、交通弱者の足をどのように確保していくのかが、課題だと考えます。
[健康]
 私たちが、毎月行っている「健康講話」のような取組から、市民自らの健康意識が高くなることが大事です。自分自身の健康は自分でなければ管理していけません。
[医療]
 市民みんなが、「地病、地療(丹波市の病気は、丹波市で治療する)」をモットーに、「かかりつけ医を持ちましょう!」「地域の病院を大切にしましょう!」ということを心に留めて、地域医療を守り育てていくことが大事だと考えます。
[福祉]
 予算が伴いますので、軽々には申せません。
[まちづくり]
 「人口減少」、「自治会」に絞ります。数年前から、この問題について言ってきています。親が子供に「丹波に帰って来いよ。」と言うことが大切だと思っています。「好きにしたら良い。帰って来んでも良い。」と言っていたら、人口減少、高齢化は当たり前です。「丹波に帰って来て、ゆっくり子育てを一緒にしよう。」ということからまちづくりは始まると考えています。市民みんなで、「帰ってこいよ。」運動を実践しましょう。
 自治会についてですが、各自治会で課題はいろいろあるでしょうが、「家が存続していくのが当たり前。」だったのは、既に過去のことになっています。各々の自治会で、活性化について議論し、実践していくことが必要です。おばあちゃん一人の世帯と二世帯同居の家が自治会の中で、どのように共生し、活性化していくのかということについて、各自治会で真剣に取り組んでいく必要があると考えます。
[文化]
 文化は行政が主導するものではなく、民間伝承が基本だと考えます。その一助を担っていくのが、行政だと思っています。
[災害]
(キーワード:災害の備え、原子力災害、自然災害、豪雨災害後、消防団)
 キーワードにあるような、災害対策は、国策の部分である。市としての災害対策は、隣近所、自治体単位での災害の備えになってくると思う。「まちづくり」の設問でも述べたように、各自治会で備えが出来るようにすることが大切だと考えます。
[交通]
 高齢化が進むと、最終的にはデマンド交通の充実ということになると思います。しかし、そのためには民間交通業者と市が、開かれた協議を実施し、コストと受益者とのバランスを全市民に理解してもらえるように説明責任を果たすことが前提となってくると考えます。
[質問]
現在の丹波市の最優先課題は何だとお考えでしょうか?
 少子高齢化をどのように食い止めていくのか。
丹波市と県、国の関係をどのようにお考えでしょうか?
 各政策、課題によっていろいろな立場があることから、一概には言えない。